音楽療法で
心と体を元気に!
歌唱や体操が認知症の予防に効果的
懐かしの曲で笑顔が広がる

デイサービス・デイケアでは、利用者の方たちに楽しく過ごしてもらうため、
日々さまざまな催し物が行われています。
中でも、音楽を使ったレクリエーションは人気が高いようです。
音楽療法で高齢者の介護予防に取り組んでいる『第一興商』の営業課に話を伺いました。

心身ともにエネルギーが
わく音楽療法

 音楽療法では、音楽や映像を流しながら、それに合わせて上・下半身の体操、脳トレ、口腔体操、歌唱などを行います。歌うことや体を動かすことはストレス発散に最適です。高齢者の場合は、懐かしの音楽を聞いて若い頃を思い出したり、好きな曲を歌って気持ちが明るくなったりするなど、精神的ストレスが改善されると言われています。

 歌を歌ったり、リズムに合わせて指や手を動かしたりすることで身体機能の維持・向上を促進。脳が活性化することで認知症予防にもつながります。参加者全員で行うことで、一体感や達成感を味わうこともでき、利用者同士のコミュニケーションも円滑になるようです。

腕を伸ばしてストレッチ腕を伸ばしてストレッチ
脳トレも映像を見ながら楽しくできます脳トレも映像を見ながら楽しくできます

大学機関との
共同研究も実施

 厚生労働省の定める「総合的な生活機能向上」の中で、「運動・口腔・認知」機能の向上・改善や、「生活・交流・参加」の活性化が介護予防の柱になっています。介護予防を目的とした運動はもちろんですが、これに楽しい・おもしろいという体験が加わるとメリットも大きいようです。

 そんな高齢者の介護予防・機能訓練をサポートするのが『第一興商』の生活総合機能改善機器「DKエルダーシステム」です。大学機関との共同研究によるプログラムを搭載し、利用した高齢者の健康状態、QOL、脳機能などが良好になるといわれています。現在、県内の約300の事業所で導入されています。

 介護度や認知症のレベルに合わせてコンテンツを選べるので、幅広い利用者に対応可能。事業所のスタッフでも簡単に操作でき、導入後の運用も負担にならないように作られています。

初めて行うプログラムでも丁寧に説明してくれます初めて行うプログラムでも丁寧に説明してくれます

楽しそうにしている
姿がうれしい

 「DKエルダーシステム」のレクチャーを各事業所で行う『第一興商』の志村杏子さんは、「利用者さんが、以前できなかった動きが徐々にできるようになっていたり、終わった後に楽しそうに話されていたりするのを見ると、やっていて良かったなと感じます」と話します。同じく、同社の篠田賀代子さんは「リズムに合わせて体を動かすときに、タオルやゴムなどの小道具を使うとより楽しまれます。決めポーズや掛け声を出すのも盛り上がりますね」と、動作もつけて話してくれました。

 最初は照れてやらない人も、周りで楽しんでいる様子を見たり、回数を重ねたりするうちに参加することがあるそうです。多方面での効果が期待できる音楽療法を取り入れてみませんか。

左から志村さん、篠田さん。女性でも持ち運び可能な大きさです左から志村さん、篠田さん。
女性でも持ち運び可能な大きさです
取 材 協 力

株式会社 第一興商 熊本支店

熊本市南区田迎2丁目15-27 
☎096-377-5770

担当 : 音楽健康指導士2級 竹山 端 
☎080-8072-6507