介護タクシーと福祉タクシーの違いって何?
特徴を知って使い分けよう

高齢になると足腰の筋力が低下し、歩行の際に杖や車いすを利用することがあります。
車いすの場合、近くの病院やスーパーでも一人で行くことが困難になることも・・・。
その際に利用されるのが、福祉車両を用いた介護タクシー・福祉タクシーです。
「名前は聞いたことがあるけれど、両者の違いが分からない」という方のために、
『福祉タクシー caito(かいと)』の谷川清也代表に話を伺いました。

福祉タクシー caito
谷川 清也代表

大きな違いは介護保険の適用の可否

 介護タクシーとは訪問介護の一種で、正式には「通院等乗降介助」と言います。乗務員は介護職員初任者研修の資格を有する必要があります。通院等での外出の際の準備や、ベッドから車いすへの移動、病院での受け付けなど、目的地へ連れていくだけでなく乗車前や降車後のサポートを行います。①利用者が介護認定を受けていること②決められた利用目的に則していること③ケアマネジャーが組み立てるケアプランに組み込まれていること④利用する事業所が介護保険指定業者番号を取得していること、の4つの項目をすべてクリアすることで、介護保険の適用となります。
 「介護タクシーは、条件を満たせば介護保険が適用となるので比較的安価で利用できます。ただし、通院での利用は介護保険の適用となりますが、転院や入退院時の利用では適用外となるので注意が必要です。また、介護タクシーは利用者と事業所が訪問介護契約を事前に結びます。定期的な通院の場合は、介護タクシーを利用する方が多いようです」と谷川代表。

緩やかなスロープで車いすのまま乗り込みます

利用目的に制限がない福祉タクシー

 一方、福祉タクシーは、身体に障害がある人の車両での移動を行うことが目的なので、乗務員は介護職員初任者研修の資格がなくても可能です。また、利用目的に制限がないため、買い物や外食、観光、小旅行などあらゆる面で対応できます。しかし、乗務員が資格を有していない場合は、乗降介助などの身体に触れる行為ができないので、家族や付き添いの方のサポートが必要になります。谷川代表は、「福祉タクシーは、福祉用具の有無や乗務員が介護職員初任者研修資格を持っているかなど事業所ごとで異なるので、事業所によってサービス内容に少し違いがあります。弊社では、通常の車いすとリクライニング可能な車いす、ストレッチャーを準備しているので、幅広い方が利用できます。」と話します。必要に応じて使い分けることで、過ごしやすい生活を目指しましょう。

退院時に利用が多い車いす
リクライニングのある車いすもあります
caitoにはストレッチャーもあります
取 材 協 力

福祉タクシーcaito(かいと)
熊本市中央区坪井5丁目6-16 
☎090-6770-3684

caito利用情報
送迎範囲
営業時間
予約
対応
おすすめポイント
  • クレジットカード、
    一部電子マネー対応
  • ネット決済可能で
    離れて暮らす家族も安心
  • 車いす、ストレッチャーもご用意